感謝のきもち。

幼稚園のお迎えに行って、歩いて帰る途中のこと。

娘がとつぜん

「ありがとう！」と手を振りました。

お友だちの姿も見えないし、

そもそも、ありがとうって？？

不思議に思っていると、

「きょうはあたたかいから、

風さんにありがとう、って言ってるんだよ。

風さん、あたたかくしてくれてありがとう！」

風が吹くことや暖かいことって

あたりまえのことのように感じていたので、

感謝できることっていいな、と思いました。

大学生の頃、喫茶店でアルバイトをしました。

いつも空いていて、ゆったりしている時間が多いお店でした。

几帳面な店長は、

空いている時間にするための

そうじリストを作っていました。

「隅にホコリがある」

「窓が曇っている」

「カップがまっすぐじゃない」

そうじが得意ではないわたしは、

細かく注意されたのを覚えています。

でも、そんな店長のことばですごく心に残っているのが、

「綺麗に保っているのはあたりまえ。

あたりまえのことにお客様は気づいてくれない。

でも、汚れているとすぐに気づいてしまう。

だから、常に綺麗に保つこと。」

たしかに、

お店がきれいなときよりも、

汚れているときの方が気がつきやすいです。

あたりまえだけど、大切なことだなぁ、と思ったのです。

そして、同時にあたりまえのことに感謝することも、大切だなぁと思うのです。

健康でいられること

笑ってすごせること

美味しいごはんが食べられること

あたたかいお風呂に入れること

気持ちよく布団で眠れること

いろんなことに感謝しながら、

毎日を気持ちよくすごしていきたいです。