すきなモノ。

すきなモノ。読書。絵本。子育て。食べ物。水族館。

甘え上手。

わたしは、甘えるのが苦手。

でも、子どもたちには、甘えることができる人に
なってほしい。

わたしが甘えるのが苦手なのは、
自分の弱い部分を見せたくないからだと思う。

知っている人でも、知らない人でも、
困っている人は助けたいし、
支えてあげたい。

だけど、
自分が助けてもらう側になるのは、
ちょっと気恥ずかしい気もするし、
弱いところを見られたくないから、
強がって平気そうなふりをする。
平気じゃないときでも。

それは、小さいころからそうだった。
家族はわたしに優しかったし、話も聞いてくれた。
下にきょうだいがいたのもあるかもしれないけれど、
しっかりしなきゃ、と思っていた。 
困っていることや悩んでいることを相談はしなかった。
自分で解決して、何事もなかったかのような顔をしていた。

楽天的な性格もあったし、プラス思考な性格もあったと思う。
心許せる友達や恩師に支えられたりして、
今のわたしがいる。

甘えるのが苦手、それも悪くないと思う。

でも、やっぱり誰かに頼ったり、甘えたりして、
自分の中にためこまずにいられる方が、
ムリしすぎなくていいのかな、とも思う。


少し前に、聞いてびっくりしたことがあった。


人に親切にすると、
「親切にした人の方」が「親切にされた人を好きになる」

その結果、仲良くなれる、というのを聞いた。

親切にされた人が、親切にした人を好きになる、
のだと思っていたから。

それもあるのかもしれないけれど、

人に親切にすると、親切した、という幸福なホルモンが出るらしい。

そう思うと、
みんなに好かれていた友達は、頼るのが得意だった。

困っているから、ちょっと助けてほしい、と手を伸ばすのが上手だった。

甘えるというと、甘やかす、のようで、
なんだかマイナスなイメージがあるけれど、
甘えることができる人を見つけたり、
頼ることを覚えてもらいたいな、と思うのです。


そんなわたしは、親バカなこともあり、
毎日、子どもたちを甘やかしている気がします。

思い切り甘えられる相手として、
子どもたちの気持ちをめいっぱい受け止めてあげたいな、と思います。

いつかは、自分たちでひとりだちする子どもたち。

甘えることも、甘えさせてあげることも覚えて、
すてきな大人になってほしいものです。