空を見上げて。
ふと、見上げた空に月が2つあったらどうしよう。
1Q64を読んでいたころは、不安にかられることがありました。
1Q64では、月が1つの世界と月が2つの世界があって、
その境界線はとても曖昧。
本を読んでいると、その世界の中に入り込んでしまって、
現実なのか夢なのかわからなくなることがあります。
夢の中で、本で読んだ世界に入り込んでしまうことも。
わたしの場合、とくに村上春樹さんの本でよくなってしまいます。
さいきんは、そんなこともないので、
空を見上げて、こころおきなく満月を楽しむこともできます。
今朝は、朝から空に月が出ていました。
夜じゃなくて、昼間の月って白くて、雲に消えそうな薄い色で、
とてもキレイだなぁって思います。
娘も気がついて、
「白いお月さまが出てるね」と嬉しそう。
夜は、光っている黄色のお月さまだね、
なんて話していると・・・
「なんで夜のお月さまは光っているか知ってる?
たいようが夜になると、おうちに帰るんだよ。
お月さまの中にたいようのおうちがあるんだよ。
だから、夜のお月さまは光ってるの。
ママ、知ってた?」
太陽が・・・なんていうから、
どこかで聞いたのかなぁ・・・そんなことも知っているんだなぁと
感心していたら、
太陽の家がお月さまの中だとは、斬新な発想。
昼も夜も月はひとつで、白くても黄色くても、
ときどきオレンジ色でも、
とてもきれいで、
空を見上げることは悪くないなぁ。。。
年末年始や連休も出かけていて、
寝不足もあって、疲れがたまっていたけれど、
空を見上げて、今日もがんばろう、と思うのでした。