すきなモノ。

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ひっそりとお墓参り。

今年は、とても静かなお盆。

お盆なので、家族でお墓参りに行きました。

線香やお供えを準備をしていると、
「お墓参り行くの?」
と、子どもたち。

「じゃあ、靴下はいて、トイレ行ってくる!」と娘。

「…ぼくは、おるすばんする…」と息子。

息子は、お墓参りを嫌がることがあります。


わたしの実家は、毎日仏壇にお供えをしたり、お参りをしていました。
父は、今でも毎日お墓そうじに出かけるような家だったので、
留守番、なんていう選択肢はなくて、
お墓参りは行くのがあたりまえでした。

わたしも、
子どものころは、あまり喜んではいませんでした。

おじいちゃん、おばあちゃんがいるよ、と言われても、
会ったこともないし、わからないなぁ、と思っていました。

お墓は、木や草がたくさんで、苦手な虫も多いし、
夏はとくに暑くて暑くて、汗が流れて…
1人ずつ線香をあげてお参りしていたら、
わりと時間もかかったして…

だけど、
おとなになった今は、
大好きだったおじいちゃん、おばあちゃん、
そして、
会ったことはない、大切なご先祖様に挨拶に、
と思えるようになったし、
さいきんは、線香のにおいも落ち着くことができ、
心地よく感じられる年になりました。

「なんで行くの?」

納得できる答えをわたしは用意してあげられないけれど、

「ご先祖様にいつも守ってくれてありがとう、を言いにいくんだよ」と伝える。

いつか、
息子もあたりまえにお墓参りしてくれるときがくるのかな。


セミの鳴き声がひびく、お墓までの道のり。

「あっ、ツクツクボーシが鳴いてる!」

「ミーンミーンだから、ミンミンゼミだ!」

「シャンシャンシャンだから、クマゼミ!」

どうぶつの森で得た知識で、
セミの鳴き声を聞き分けて楽しんでいました♩


水をかえて、線香をあげて、ひとりずつお参り。

ことのほか、熱心にお参りする息子。

何をお願いしたの?と尋ねると、

「ママがごはんにぼくのきらいな野菜を出しませんように」と。

ご先祖様もびっくりしたかな?笑


そんなわけで、
無事にお墓参りを終えました。


家族そろって、元気にお墓参りできて良かったです。

毎日、感染者は増え、出かけるとなると、
心配ばかり増えてしまいます。

だけど、元気ですごせていることに感謝しながら、
毎日、すごしたいと思います。


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