そのまんまの自分。
『だれかのお母さんじゃなくて、
だれかの夫や妻じゃなくて、
だれかの子どもじゃなくて、
なにかの役割を持っていない
だれでもないわたし。
そのまんまの自分。』
学生のころに読んだ小泉よしひろさんの本。
『ブッタとシッタカブッタ』
そのときは、あまりわからなかったけれど、
今はすごくわかる。
結婚してからは妻になり、
義実家に行くと嫁になり、
子どもが生まれると母になり、
職場では、役職がある。
いつも、なにか『役割』があって、
それを演じている(ちょっと語弊があるけれど)
というか、
その『役割』を果たさなくちゃいけない、っておもっている。
母親だから、弱いところ見せちゃいけない、とか
嫁だから、愛想良く振る舞わなくちゃ、とか
先輩だから、時間がなくても話を聞いてあげよう、とか
もちろん、
役割を果たすのは、大切なこと。
それでも、
24時間いつでもなにかの役割でいると疲れてしまう。
本当の自分ってなんだろう、ってわからなくなる。
だから、
たまには、
すきな本を読んだり、テレビを見たり、
ゲームをしたり、マンガを読んだり、
大好きなスイーツを食べたりする時間も必要。
と、自分を甘やかして、
スイーツを2つも買ってしまった、笑
子どもたちが寝たあとの、
わたしだけの時間。
あしたからもがんばれるように、
この時間を楽しむのです。